北区会ニュース 49号(2023年4月発行)

功労賞に水嶋さん推薦

 北区会は1月25日の運営委員会で、2023年度の功労賞候補(個人)に水嶋和信さん(生環12 期)を推薦することに決定。グループわ理事会に申請しました。5月27日のグループわ 総会で正式に承認され、表彰される予定です。
 水嶋さんは、小学校で学習支援を13年間、理三科実験のアシスタント15年間、神戸マラソンのお手伝い12年間、六甲全山縦走活動のお手伝いなど、幅広いボランティア活動を長年続けています。中でも介護ボランティアとして神戸市の介護専門分科会の委員を12年間務めていることが誇りになっています。
 趣味の写真でも神戸大病院やしあわせの村の明友なとで展示会を定期的に開き、喜ばれており、 東北支援活動にも3回参加しています。
 ”ボランティアが人生のすべて”のような水嶋さんにとって、一番楽しい活動は?と聞くと、「小学校の特別支援や理科の実験かなあ」と。孫がいないので子供たちと一緒に勉強したり実験したりする時間が一番充実しているということです。

新区会長に横山さん就任

 北区会は1月25日に開いた運営委員会で、2024年度の新役員を決定、発表しました。新しい区会長には横山健一さん(音文24期・写真)が決まったほか、副会長、会計、プロック長などが別項のように決まりました。区会長は4月4日のグループわ理事会で承認され、5月27日のグループわ総会で正式に決まる予定です。
 「北区会を盛り上げたい」横山会長
 横山さんは「バス旅行やグラウンドゴルフ大会によって会員の親睦を図り、4つの趣味の会(絵手紙・写真・書道・折り)及ひ団体・個人でボランティア活動をされている皆さまと一緒に、北区会を盛り上げていきたいと思っています」と決意を語っています。
 横山さんは、誰からも好かれる温厚な性格で、KSC 男声合唱団やマンドリンアンサンプル「トレビーノ」で長年活動を続けており、北区会のかじ取り役としても大いに期待されています。

2024年度の北区会役員

 2024年度の北区会の新役員は次のとおりです。
会長・横山謙一、副会長兼広報・芦田義和、副会長・木田育義、会計・徳山忠子、会計監査・佐伯義明
【プロック長・担当地区】
Aプロック=片岡隆夫=星和台・ひょどり台・ひょどり北町・ひょどり南町・鳴子
Bプロック=徳山忠子=山田町藍那・小河・小部・中里町・鈴蘭台・君影町・北五葉
Cプロック=木村成男=泉台・杉尾台・甲栄台・若葉台・惣山町・松宮台・小倉台・筑紫が丘・広陵町・緑町・大原・桂木・青葉台・松ヶ枝町・日の峰・山田町下谷上・原野
Dプロック=庄田洋一=花山・幸陽町・大池・藤原台・西山・有野・唐櫃・山田上谷上・道場町・上津台

春ですよ 元気に趣味の活動を

 花々が咲き乱れる4月。コロナもインフルもやや収まりつつあります。新入生を迎え、カレッジのクラブ活動も活発になりました。北区会の趣味の会も元気にがんばりましょう。

趣味の会 3ー4月活動報告

  • 書道・ペン字 3月27日 9時~12時 研修館
    4月24日(月)9時~12時 たんぽぽセミナー
     講師 藤澤淑子
  • 絵手紙・はがき絵 3月9日13時~15時半 星和台ファミリーホール。8人出席。季節の風物を描いた。
    4月13日(木)13時~15時半。研修館
     講師 阿南一馬
  • 写真の会 3月17日 9時~14時 明石城と海辺で野外撮影を楽しむ。
    4月21日(金)たんぽぽセミナー 前月撮影した作品の講評
     講師 木村成男
  • 折り紙の会 3月29日 13時~16時半 たんぽぽセミナー室
    4月26日 13時~16時30分 たんぽぽセミナー
     講師 桝田みどり

絵手紙を描こう

健康福祉16期 加藤卓子

 『え!彼女は絵手紙・はがき絵の会に入っているの?』とエッセイを読んでびっくりしました。毎週フォークダンスを楽しく踊っている仲間の一人で驚くと同時に、私も入会したいなーと思いました。それと活動場所が自宅から徒歩5分位の場所で、歩いて参加出来る事が大きな動機でもありました。
 そう言えばシルバーカレッジに入学した当時に、『絵手紙も良いなー』と感じた自分を思い起こし、勇気を出して入会したいと申し出ました。『良いですよ!』の一言で直ぐに会員になり、絵手紙と向き合うことになりました。しかし、実際に描いて見ると難しい!難しい! とても奥が深いのです。何とか四苦八苦して描いた絵に最適な文章を添えなければならないのです。絵と文章がバランスよく揃って初めて作品になるのです。
 毎月1回のだけの活動ですが、同じ趣味を持つ仲間と一緒に絵手紙を描くことをとても楽しみにしています。

【各講座の連絡先と入会連絡先】

趣味の会に入会希望の方は下記担当者までご連絡を

  • 絵手紙の会  芦田義和 ☎583-1196F  メルアド y-ashida@kxe.biglobe.ne.jp 
  • 書道の会 土井昭政 ☎583-8797F   メルアド  Teru-doi@violin.ocn.ne.jp
  • 折り紙の会 道満俊徳 ☎583-3228  メルアド dou1311@nifty.com
  • 写真の会 木村成男 ☎581-1701   メルアド cheng-nan@heart.ocn.ne.jp

趣味の会、1階ホールで展示

 北区会趣味の会は、5月のグループわ総会後に、KSC1Fのふれあいホールで作品を展示します。展示期間は5月27日~6月2日まで。
 日頃の例会で腕を磨いた会員の力作・労作ばかりです。ぜひ、ご覧ください。おおよその展示内容は以下の通りです。
 絵手紙=数点、写真の会=6点、書道の会=長尺の書1~2点、折り紙の会=
 趣味の会の会員は現在約80人。皆さんも参加して仲間と趣味の作品作りを楽しみませんか。
 ▽問い合わせは北区会長 芦田義和まで。
  y-ashida@kxe.biglobe.ne.jp Tel583-1196

車椅子テニスで国民栄誉賞
国枝選手おめでとう

会場のビーンズドームで活動する北区会のボランティアの皆さん

 車椅子テニスの国枝慎吾選手が国民栄誉賞に輝いた(2023年3月3日)。毎年4月に三木市のブルボンビーンズドームで開かれる国際車椅子テニス大会(ダンロップオープン)で長年お手伝いをしてきた北区会と国際部会にとっても、大変喜ばしいことだ。ボランティアとして関わりがあった皆さんからは「よかった、よかった」「おめでとう」とお祝いの声が聞かれた。(取材・南形)
 北区会と車椅子テニス大会とのつながりは約10年前から。北区会運営委員の土井昭政さんが幹事役を務め、北区会と国際部会でボランティアを募り、空港と会場間の選手送迎、ホテルと会場間の選手送迎、送迎バスの添乗、飲み物や弁当の配布など出場選手のお世話をしてきた。この間、北区会などから毎回約10人が国枝選手や上地結衣選手、韓国、台湾、イギリスなどから参加する選手のお世話をしながら交流を重ねてきた。
 本年(2023年)も4月6日から9日まで開催され、北区会からも次の8人がボランティアとして参加した。▽鬼村信行(国際14期)、木田育義(生環16期)、徳山忠子(健福27期)、濱本光子(園芸26期)、重松憲子(健福23期)、片岡隆夫(国際17期)、横山謙一(音文24期)、芦田義和(生環15期)

ボランティアが見た国枝選手は

2014年、大会が開催されたビーンズドームで国枝選手を囲んで=左から佐伯義昭、芳賀順子、国枝選手、芦田義和、藤澤淑子の皆さん。写真は木田育義・柳川瀬淳一提供。

 これまで、身近で国枝選手に接してきて、人柄などを、どう感じたか、ボランティア経験のある皆さんに感想を聞いてみた。
とっつきやすいし、気さくな人柄。 紳士的で朗らか、応対もにこやかで、写真撮影にも気軽に応じてくれる。試合観戦はいつも夫人や子供たちと一緒で仲睦まじい家族。でもシンはとても強そう。有名選手なのに偉ぶらない清楚な言動に敬意を表したい。
 車椅子を操って走り回るので国枝選手の上半身の筋肉はすごいですよ。2年ほど前にコーチを変更され、試合でもすごく積極的になられました。ガッツポーズをしたり、ラケットに”必勝”の文字があったり。観戦していても思わず力が入ります。今後は若手選手の育成に頑張ってほしい。
 一方、技術的な面から国枝選手のテニスを評価する声も。「車椅子テニスは、ツー・バウンドまで返球が認められているが、彼はワン・バウンドで返球、チャンスがあれば、ネットに出て攻撃もするといった、これまでの常識・スタイルを変えてしまった」。車いすテニスのパイオニア的存在でしょうね。
♦感想を寄せてくれたのは、芦田義和・柳川瀬淳一・鬼村信行・木田育義 藤澤淑子の皆さん。

編集後記

 *桜・桜・桜・・・北区会の有馬ハイクは見惚れるほどの絶景と、温泉街を埋めつくすほどの人出で大賑わいでした。同じ頃行ったしあわせの村の桜も見頃で、写真の前撮りをする花嫁さんや、テントを持ち込んで寛ぐ家族連れもあり、こちらも人・人・人で大混雑でした。クラブ活動も活発なようで、あちこちの部屋からは賑やかな声も聞かれ、皆さん陽春の1日を楽しんでいました。
 *北区会や国際部会が10年以上もお世話をしてきた車イステニスの国枝慎吾さんが国民栄誉賞を授与され、同時に現役も引退されることになりました。毎年、選手の送迎や身の回りのお世話をしてきたKSCボランティアの皆さんご苦労様。大会はまだ続きます。今後もよろしくお願いします。(南形)