花実の森 活動報告(2019 年 11 月) 第 117 号

1. 昨年のカブトムシ産卵・生育場所は、もうお役終了なのか今年ここでは数匹の産卵・孵化
が認められたのみ。彼らを新しい今年のチップ盛り土に移し、糞が肥料となった古い腐葉
土をふるいにかけ、今年のササユリ種まき用のポットに入れて準備完了。
2.林内で採取用に白い紐で目印を付けておいたササユリの穂 8 本中 2 本は見つけられなか
ったが、未熟の 2 本を残して 4 本の熟した穂の採取完了。
3.採取できた 4 本の穂からは、数千粒の種が採取できそうなので、次回ポット植えしていく。
4.花実の森南端の林縁に毎年春に咲き、楽しませてくれていた「ホタルカズラ」が、この春は
非常に少なかった。原因は芽生える前のササ刈りを怠ったから?今日、女性陣で林縁のサ
サカリを実施してもらった。「ホタルカズラを一緒に刈り取らないよう気を付けてよ~」・・・春
の花は少なかったものの今年もしっかり残って育っていた。やれやれ、来春は芽吹き前の
ササ刈りを忘れないようにしよう。
5.前回作業ができなかった林内最下部の散策道下草の繁茂がひどかったので、下草刈り作
業を行った。(リンドウ・ワレモコウ・キキョウ・ヤマラッキョウなどが咲くコース)
6.今年のチップで作った「産卵・生育場所」には、たくさんの幼虫(3齢幼虫)が育っているの
で、イノシシ・カラス除けの金網防護枠を設置した。5 年前に経験した“一晩でイノシシにより
全滅”となった対策。
7.倉庫周辺に残る集積小枝のチップがけ作業も手分けして実施。チッパーにかからない太さ
の枝は残ったが、まき割などをしてチッパーに掛けていきたい。
【12 月 3 日(月)午後、里山グループと 2 回目の合同ミーティングを行います】
これからの里山整備の方針・内容などにつき話し合いましょう。

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