創エネ神戸ニュース 2021年夏季号

創エネ神戸は、地球温暖化防止のために ①市民共同発電所のモデルとなる「カレッジ発電所」②再生可能エネルギーの調査・普及活動 ③子どもへの環境教育活動 を進めます。

1. 子どもへの環境教育活動

(1)7月24日午前、北区の西山学童保育コーナーにて、神戸こどもエコチャレ21倶楽部

 児童館出前エコ教室「ソーラーオルゴールを作ろう!」を開き、21名の児童が参加。
 地球温暖化、二酸化炭素、太陽光発電などついてPPTにて説明。
 その後、ハサミやのりを使用してオルゴール箱を完成し、カラーマジックで思い思いに絵を描いたスピーカーパネルを取り付け、ソーラーパネルとオルゴール回路、スピーカーを組み立てて完成。
 ソーラーパネルに太陽光を当ててオルゴールが音楽を奏でると歓声が上がっていました。 

(2)7月28日午前 あさひ児童館にて「ソーラークッキング教室」を開き24名の児童が参加。

 初めに、ソーラークッカーの説明をして、みんなで食材を黒いアルミフォイルで包んで、ソーラークッカーに入れて、太陽が当たるように園庭に設置しました。
 部屋に戻って「地球温暖化ストッパーズ」の紙芝居や「地球温暖化クイズ」などをPPTにて行いました。「なぞなぞ」も行いました。
 その後、太陽のエネルギーで温まった食材をソーラークッカーより取り出し、美味しく食べました。

(3)7月28日13時~15時、あさひ児童館にて、「ボトルソーラー人形を作ろう!」を開き、24名の児童が参加。

 初めに、地球温暖化、二酸化炭素、太陽光発電などについてPPTにて説明。
 その後、プラスチックのふたに絵を描いて、プラスチック容器の中に水、グリセリン、ラメ入りプラスチックを入れて、中をかきまぜた後に、プラスチックのふたに接着剤を塗ってとりつけました。
 プラスチック容器の中のボトルソーラー人形が動いていることを確認しました。

(4)7月31日、こうべ環境未来館にて、「みらいかんエコ教室 太陽光で水素を作ろう!」を 午前午後の2回開き、児童22名と父兄18名が参加

 最初に、地球温暖化、太陽光発電、水素燃料電池カーなどについてPPTにて説明。
 その後、太陽光パネルで作った電気で、水の電気分解をして水素を作る実験を行いました。
 そして、実物の水素燃料電池カー「MIRAI」の見学とミニ水素燃料電池カーの運転体験やミニソーラーカーのレースを楽しみました。  

(5)8月1日、こうべ環境未来館にて、「ソーラー風車を作ろう!」を午前午後の2回開き、 児童31名と父兄28名が参加。

 地球温暖化、二酸化炭素、太陽光発電などについてPPTにて説明。
 その後、ソーラーハウスと風車小屋を作成し、ソーラーハウスにソーラーパネルと白いプレートに絵を描いて取付けた後、スチロールの台の上にソーラーハウスと風車小屋を組み立て、リード線をつなぎました。
 最後に風車を取り付けて完成しました。
 「ソーラー風車」に太陽光を当てて、風車が回った時には歓声があがっていました。

2.あさひ・カレッジ発電所

 あさひ・カレッジ発電所は2021 年も 順調に発電 しています!
 市民共同発電所のモデル1号機である 、西区のあさひ保育園に設置 された 「あさひ・カレッジ発電所」は、次に示すように、202 1 年 1 ~7月 は予想値の120 %で発電しています。

予想値 A kWh実績値 B kWhB/A %  記  事
4月分28753547123
5月分31033114100
6月分27663207116
7月分29663188108
1~7 月1759721173120

 発電状況をWebモニタリングサービスでウオッチして異常がないかの確認作業を継続中です。
 市民共同発電所の設置候補として、私立保育園・各種学校などに対して、創エネ神戸の活動を紹介し、設置案、収支計算などを提示するなどの打ち合わせを継続して行っています。
 児童館に対して、グーグルマップを使用して、屋根の状況を調査し太陽光発電の設置案を作成することも進めています。

3.再生可能エネルギーによる市民共同発電 や 子どもへの環境教育活動 に関心がある方へ

一緒に活動をし ていただける方を募集しています。
ご連絡先は次の通りです。 ご参加を お待ちしています。

創エネ神戸 代表 山田 通裕(生環 18 期) ☎:090-7895-5479
メールアドレス:souenekobe@yahoo.co.jp

(2021 年8 月 発行 広報 岡本紘一 生環 18)