むかしあそび研究会だよりNo.15(2020年2月)

◆ 12 月 1月は 、 こべっこランドでの 「 親子で楽しむ 昔 あそび わ んだーらんど 」
をはじめ 5 回の ボランティア活動と、会員を対象にした 2 回の道具つくり・研修会 、 5回の学習 支援活動を 行いました。
◆ 2 月 3 月に かけて 学習支援活動 を 4 回 、伝統文化体験フェスティバル をはじめ 3回 のボランティア 活動 と 1 回の道具つくり・研修会 を予定しています。

学習支援活動がスタート   小束山小学校

恒例の学習支援活動の取り組みが小束山小学校 (垂水区)を皮切りに始まりましたが、 2月 中旬 まで 延べ 10 小学校で行われます。 1 年生を対象と した「むかしの遊び」と3年生を対象とした「む かしの暮らし」の学習のお手伝いをします。
11 月 28 日(木)、小束山小学校でスタート。 市内の小学校は、 近年の少子化の進行 もあって 児童数が減少 傾向にありますが、 小束山小学校は1年生が6クラス、 165 名 の 児童数です。ブンブンごま、お手玉、けん玉、あやとり、 こま回し、紙ひこうき、おはじきの7種 目 から3種 目 を選 ぶ 方法で実施しました。各児童が体験できなかった遊びは、後日、遊びを体験した児童が教えるというスタイルをとっておられ、教育的な 配慮がなされてい ます。 児童の自主性を活かし、 司会 ・ 進行が児童によって 進 められるなど きびきびとした行動が見られ、 指導が行き届いていました 。 当 研究会の会員についても、 日頃の 活動への理解がないと進められないところですが、次代を担う子どもへの期待と愛情が感じられた活動でした。 (参加児童数 165 名、参加会員: 23 名)

高倉台幼稚園でのむかし遊び

1 月 9 日(木)、 2020 年の活動がスタートしました。 今 年度、 神戸女子大学附属 高倉台幼稚園 へは 、竹馬作り、竹馬乗り練習、誕生会でのマジック、むかし遊びと 4 回目の訪問です。年長組の2クラス 43 名がこままわし、紙トンボ、ブンブンごまに挑戦。 こま回しが全員できるようになる を目標にして取り組みました が、 なかなか 紐がうまく巻け ません。 会員も 教えるのに 悪戦苦闘の連続です。 園児 も 一生懸命に取り組んでくれた ので、 少数でしたがうまく回せるようになり、じっとこまを眺めてじっとこまを眺めて笑顔を見せる笑顔を見せる姿に感動です。

その後、お正月メニューの昼食を一緒にいただき、楽しいふれあいができました。 昼食後には、 もっと遊びたいとせがまれ、遊戯室に全員が集まって 7 種 目 の遊びをしました 。そこに、送迎バス待ちの年少組、年中組も遊びに 乱入し、 遊戯室は園児で 身動きも取れないほど。 あちこちで歓声があがったり、走り回ったりして大盛り上がりでした。予想もしなかった大人数になり会員も遊びを教えるのにご苦労いただきましたが、園児が嬉々として遊んでいる姿を見て 疲れも吹っ 飛んでしまいました。 準備した遊び道具が足りなくなってしまい、園児たちをガッカリさせてしま ったことを大いに反省です。(参加園児数 141 名 、参加会員: 1 3 名)

道具つくり・研修会の開催 状況

むかしあそび研究会は、2021 年に設立 20 周年を迎えますが、現在、会員数は 180 人です。本会の会則には、会員の研修の充実と会員相互の親睦を図ることが明記されています。
2019 年度は、『会員による、会員のための研修会』をテーマにし、年間 10 回の「道具つくり・研修会を開催します。 また、 次の4項目を 目標に 掲げ て 活動を行ってきました。
① 楽しく研修して、会員のスキルアップを図る。
② 会員間の親睦を深める。
③ 道具つくりのノウハウ・スキルを継承する。
④ 研修を通して新しい遊びの開拓と普及に努める
現状と課題としては、研修委員に過大な負担がかかっていることから、研修委員の任務を見直し、その負担を軽減する必要があるとの反省を踏まえ、各期の会員の知恵を借りながら実施してきました。その結果、会員の理解と協力により概ね所期の目的を達成することができました。なお、 開催状況は 、次表 のとおりです。

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