北区会ニュース 41号(2021年4月発行)

北区会ニュース 41号を発行しました。

千苅ハイクを30人が楽しむ

 武庫川・有馬川沿いの桜づつみ回廊と千苅の桜を巡る北区会春の親睦ウォーキングは、好天に恵まれた4月2日、武庫川・有馬川沿いの桜堤を歩き満開の桜を眺め、郷土の歴史と文化財も楽しみました。
 参加者30名は万全のコロナ対策をして神鉄道場駅東出口に集合。早速、駅前の蒲公英城跡・有馬軽便鉄道の軌道跡の掘割と跨線橋跡を探訪して出発。道場町日下部では宿場町の風情の残る旧有馬街道の交差点に佇む道場村道路元標を見て、国道176号線に出ると 有馬川沿いに淡いピンクの帯が目に飛び込んできた。平成2年から有馬川沿いに整備された「街づくり事業・桜づつみ回廊」である。
 少し汗ばんできたので上着を脱いで、春風を全身に受けて桜のトンネルを潜り有馬川の堤を歩く。とても気持ちが良い。途中、塩田八幡宮で休憩を取り、有馬鉄道塩田駅ホーム跡を経由してJR道場駅、そして千苅ダムへ。昼食会場予定の千苅桜祭がコロナ渦で中止となり残念でしたが、国の登録有形文化財に指定された近代土木遺産の千苅堰堤を見ながら昼食を摂り、全員で記念写真を撮りました。
 約10㎞の行程でしたが木田幹事の行き届いたガイドもあり、全員無事に楽しく歩き学ぶことができ大満足の一日となりました。 (取材・庄田洋一 写真・芦田義和)