須磨区会だより 53号

≪波多野・吉本 両氏に(わ)功労会員賞≫

▶波多野武郎さん(左から2人目、食文16期)
・KSC民謡クラブ所属、2012年から11年間、民謡クラブのメンバーであり、演目曲の三味線での伴奏担当として、後輩の指導とボランティア活動を継続されています。
▶吉本清二さん(右の端、健福16期)
・KSC英語点字グループ所属、2009年から14年間にわたり、点字本の制作にまつわる各プロセスに精通し、研修会や例会を通して後輩の育成に努めてこられました。
・須磨区会での地域貢献活動は、①須磨海岸清掃、②名谷すみれ苑の外出付き添い、③青陽須磨支援学校での付き添い、ならびにウォークラリー大会の第1回(2013)の企画・運営にも貢献。

令和 4年度の収支報告

令和 5年度 須磨まち歩きの会(春季 健康ウォーキング)

▶5月20日(土)に春季の健康ウォーキングを実施しました。
今回は9名が参加され、”新緑のやまももの里・白川を巡るコース“で、9時30分に地下鉄・名谷駅に集合し、須磨ニュータウンを北上して旧白川村の入り口にある素盞雄神社を振り出しに、白川大歳神社と山伏山神社を経由して、12時30分にしあわせの村・日本庭園に到着し解散となりました。

▶源平の戦いの名場面「鵯越」の奇襲攻撃で源氏を大勝利に導いた陰に、鷲尾氏の祖先の鷲尾三郎一族が案内役を務めた功績がありました。
旧白川村は鷲尾一族の系譜に縁のある部落であり、今も鷲尾姓の方が多く住まわれています。
一族の氏神が山伏山神社だったらしい。神社のすぐ近くに、「石抱きカヤ」という樹齢推定350年のカヤの木があり、石を抱いていることから地元では「市民の木」として保存されています。

▶また、白川村内を通る道沿いには、太古の昔この地域は「神戸湖」の湖底で火山灰が層状に堆積した凝灰岩の地層が多くみられ、この地層から植物化石が出てきます。

須磨区会・交流の集い

▶令和5年6月10日(土)神戸常盤アリーナにおいて、須磨区会・交流の集いを開催しました。
このような催しは区会で初めての試みです。参加された方は、運営委員と交歓会出演者も含め33名程度でした。

▶1部(区会の活動報告と意見交換)では、梅田会長が約1時間をかけて活動内容の説明を行いました。その後、2名の方から区会に対するご意見をいただきました。

▶2部(交歓会)は、須磨トレモロクラブ、KSC民謡クラブ、太極拳ゆったり体操、フォークダンスの演技があり、いずれも観客の参加型パーフォーマンスでした。年配者、初心者向けにアレンジされており、観客と一緒に歌ったり、体を動かしたりして、気分も爽快になり大いに盛り上がりました。各団体とも、気軽に参加できそうでした。特に、ハンドベルの演奏は素晴らしく、素早い手の動きに見とれてしまいました。

▶現状の区会活動は、毎月1回、運営委員会を開催して、区会長および各担当役員から、わ本部の活動報告と区会の活動状況の報告を受け、全役員は情報を共有しています。しかし、各会員へはインターネットでの連絡のみですので、会員相互の親睦や各活動への関心が不足していると危惧されます。

▶アンケート結果(回収数=10)

  • 活動報告他パワーポイント画面の文字が小さくて読み難くかったのが残念。
  • 区会の歴史と現状、今後の課題などが理解できた。先輩の尊い歴史が聞けて良かった。
  • 区会活動を理解する場として、重要だと思います。
  • 一般会員の参加率アップの工夫が必要。
  • わ 総会に参加できなかったので、久しぶりに交歓会を楽しむことが出来た。
  • 第2部では参加者を巻き込んだ演出で、楽しいひと時が過ごせた。
  • 北須磨文化センターだったら近いので、もっと多くの方が来られたのではないでしょうか。